※この記事は以下の記事の日本語訳です。
How to Generate a CSR(Certificate Signing Request) and Import the Signed Certificate
https://knowledgebase.paloaltonetworks.com/kcSArticleDetail?id=kA10g000000ClSx
詳細
PAN-OS 5.0 以降では、Certificate Signing Request (CSR)を作成することができます。本機能により、Verisign, Globalsign, Entrustといった認証局に Certificate Signing Request (CSR) を送付することが可能となります。
手順
CSR の作成
- Device > Certificate Management > Certificates の順にクリックします。
- GUI 画面下部の、'Generate' をクリックします。
- Certificate Name /Common Name (FQDN)を入力し(後ほど利用しますので、控えておいてください。), Signed By で "External Authority (CSR)" を選択します。
注意: 'Certificate Authority' は選択しないでください。
- Country, Organization 等の項目をすべて入力します。 Certificate Attribute の入力項目は、ご利用になる Certificate Authority (CA) により要件が異なりますので、ご確認ください。
- Generate をクリックします。

CSR のエクスポート
CSR をエクスポートし、御利用の CA に署名のため、送付します。
- Certificate Name 横にあるチェックボックス もしくは 該当行の空白部分をクリックします。
- Export を選択し、ファイルに保存します。
- 抽出した CSR を御利用予定のCA に送付し、署名を受けます。

署名済み証明書をインポートします。
- インポートする証明書 のCertificate Nameに大文字が利用されているか 等の確認を行います (インポートする証明書 のCertificate NameはCSR 作成時のものと同じものを使用してください。)
- Importをクリックします。
- Import Certificate 画面で, インポートする証明書の名前を入力します。インポートする証明書 のCertificate NameはCSR 作成時のものと同じものを使用してください。
- Certificate Authority から受信した署名済み証明書を選択し、OKをクリックします。
- 秘密鍵は、既に firewall上にインストールされているため、Import Private Key のチェックボックスを選択する必要はありません。
- 御利用のCertificate Authorityに応じ、中間CA証明書のインストールを行う必要があります。その場合は、本手順を完了する前に実施ください。詳細手順は、こちらをご参照ください。: How to Install a Chained Certificate Signed by a Public CA.

- OKをクリックすると. 下記の例のように、インポートした証明書が表示されます。本KBの例では、サーバ証明書をインポートしているため、Keyのチェックボックスが有効になった状態となっています。

こちらの手順を完了することで、第三者認証機関により署名されたサーバ証明書を GlobalProtect等の機能
で利用することができます。