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この記事では、iploc,viewというstageコマンドを使用して、グローバルIPアドレスの位置情報を地図にする
方法について説明します。
Live communityで掲載したApache HTTPサーバーのAccessログを取り込み、その後ログをパースする方法、
に続く記事となりますので、事前に読んでいただけると理解が深まるかと思います。
パースされたAccessログのアクセス元のIPアドレスの位置情報を使って、
HTTPサーバーがどの国・地域からアクセスされているのかを可視化します。
ちなみにここで紹介するiplocコマンド、viewコマンドはCortex XDR Pro per Endpointライセンスでも使用可能です。
上のXQLにgraphコマンド(青字)を追加します。graphコマンドはXQLのUI上から追加することも可能です。
typeでmapを指定し、X軸をloc_country、Y軸をremote_ipの集計値とします。
dataset=apache_httpserver_raw
| dedup remote_ip
| fields remote_ip
| iploc remote_ip loc_city , loc_continent ,loc_country ,loc_latlon ,loc_region ,loc_timezone
| comp count (remote_ip) as number_of_ip by loc_country
| sort desc number_of_ip
| view graph type = map xaxis = loc_country yaxis = number_of_ip default_limit = `false`
XQLのUIから追加する場合、Query Resultsのタブから「Graph」を選択し、
Char EditorのGraph Typeから「Map」を、DataのX-axisに「loc_country」、Y-axsisに「number_of_ip」を
選択すると、
以下のように地図に集計値がプロットされます。
Chart Editorの「Add to Query」をクリックすると、
XQLにクエリが差し込まれます。このクエリを保存したり、Widget Libraryに追加して
ダッシュボードなどで再利用可能にすることができます。
クラウドサービスプロバイダーのVirtual Private Cloudのフローログのデータや、
SaaSアプリケーションのログデータに含まれるパブリックIPアドレスを使用して
アクセス傾向を分析するケースで役立つかもしれません。
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