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この記事ではXDR Collectorを使用して、WindowsのDHCPサーバーログを収集する方法について説明します。
XDR Collectorはオンプレミスのログデータを収集するエージェントです。
Windows,Linuxマシンにインストールすることが可能です。
WindowsのDHCPサーバーログは、デフォルトでDHCPサーバ内の
%SystemRoot%\System32\DhcpフォルダにDhcpSrvLog-XXX.logというファイル名で保存されます。
このサンプルでは、直接DHCPサーバーのログフォルダを参照し収集するのではなく、
DHCPログを保存するログサーバ(windows)のフォルダを参照し収集します。
XDR Collectorはログサーバーにインストールします。
収集対象のログファイルはログサーバーのC:¥Logs¥dhcpフォルダに保存したDHCPログファイルを対象にします。
このようなイメージです。
| DHCPサーバー(Windows) | ---- (copy logs) ------> | ログサーバー(windows) + XDR Collector | -------> | Cortex XDR |
XDR Collectorは以下の通り、ログサーバー(WinLogServer)にインストールされています。
XDR Collectors Profilesで、[+ Add Profile]をクリックします。
Windowsを選択します。
ここでは[Filebeat]を選択します。
「Profile Name」を入力し、「Filebeat Configuration File」から、「DHCP」を選択します。
Addボタンをクリックします。
DHCPサーバーのログ取り込みに関する設定が埋め込まれます。
pathsの設定を実際のログサーバーの保存先フォルダのパスに変更します。
変更前
変更後
日本語OSの場合、ログファイルのエンコーディングがShift_JISになっている場合があり、
そのままですとDescriptionが文字化けしてしまいます。
encoding: shift_jisを追加することで、ファイルのエンコーディングをshift_jisとして読み込みます。
文字化けする場合は、このパラメータを調整し試してみてください。
encodingなどfilebeatのパラメータに関する詳細はfilebeatの設定ファイルのドキュメントを参照してください。
XDR Collectors Profilesにプロファイルが作成されたことを確認します。
XDR Collectors Profilesで「Settings」をクリックします。
XDR Collectorsの自動アップグレードに関する設定を行います。ここではそのままDefaultとします。
XDR Collectors Profilesにプロファイルが作成されたことを確認します。
XDR Collectors Policesで「+ Add Policy」をクリックします。
作成したFilebeatプロファイルと、Collector Settingsプロファイルを選択します。
このポリシーを設定するXDR Collectorを選択します。
内容を確認し、「Done」をクリックします。
最後に「Save」をクリックします。
ポリシーが追加されたことを確認します。
端末を右クリックし「View Audit Logs」をクリックすると、
ポリシー更新などのログを確認できます。
datasetはmicrosoft_dhcp_rawです。dataset=microsoft_dhcp_rawで検索します。
以下のようにログがパースされ保存されていることがわかります。
XDR Collectorの詳細についてはこちら
DHCPサーバーログの取り込みに関する詳細はこちら