クライアント台数が少ない場合や、Trapsの評価を実施する際などは、Trapsエージェントをインストールする際には、対話式のインストールが簡単な方法です。
Trapsエージェントのインストーラーは32ビット版と64ビット版の2種類が存在します。
・Traps_x64_4.1.0.28239.msi ...64ビットOS用Trapsエージェントのインストーラー
・Traps_x86_4.1.0.28239.msi ...32ビットOS用Trapsエージェントのインストーラー
Traps 4.1.0における、エージェントのインストール手順は下記となります。
※こちらはWindows 7 32ビットOSにインストールした場合の画面となります。
(1)インストーラーを右クリックして、インストールを行います。
(2)上記の画面が表示されますので、「Next」をクリックします。
(3)上記の使用許諾契約(EULA)が表示されますので、同意いただける場合には
「I accept the terms in the License Agreement」の左側にチェックを入れて、
「Next」をクリックします。
(4)上記の設定画面が表示されますので、下記情報を入力して、「Next」をクリックします。
Host Name: ESMサーバのFQDN、またはIPアドレス
Port: ESMサーバインストール時に指定したポート番号(変更しない場合には2125)
Use: SSLを利用する場合はSSLを選択、SSLを利用しない場合にはNo SSLを選択
(注意:SSLを利用する場合には、ESMサーバ側の設定に加え、
Trapsエージェントのコンピュータストア領域のルート証明機関に
ESMサーバを信頼するルート証明書が予め格納されている必要があります)
(5)「Install」をクリックすると、インストールが開始されます。
(6)「Finish」をクリックしてインストールが完了です。
(7)インストール後、ESMサーバと接続されているかを確認するためには、
画面右下のTrapsのアイコンをダブルクリックして、管理コンソールを開きます。
(8)高度なエンドポイント保護が「有効」となっており、
画面下側の接続が「接続済み」と表示されていれば、
TrapsエージェントはESMサーバと接続が行われています。
【トラブルシューティング】
上記のような画面となり、接続が行えない場合には、下記を確かめてください。
・TrapsエージェントとESMサーバ間が疎通できているか?
(Windows標準のファイアウォール機能等でTrapsが利用する、
TCP 80, 443, 2125番のポート番号(可変)を止めていないか?
・Traps管理コンソール上のTrapsエージェント情報が残っていないか?
(残っている場合には対象端末をAgent Listから削除を行ってください)
・FQDNを利用してインストールを行った場合には名前解決ができているか?